fis.オーナーが思う資格よりも経験よりもパーソナルトレーナーとして大切なこと

投稿日:2017年8月23日 更新日:

fis.のトレーナーは全員fis.オーナーである私自身が面接をして採用しています。

パーソナルトレーナーになりたい人がまず思うのが、資格があった方がいいんじゃないかとか、何かスポーツやトレーナー関係の経験があった方がいいんじゃないかということだと思います。

おそらく他のジムの採用担当の方であれば、やはり同じレベルの人が2人いたとしたら資格を持っている方を採用すると思いますし、経験がある方を採用すると思います。

なぜそうするのかを私は理解しています。

しかし私は資格や経験は一切プラス加点しません!

断言しますが、ほんの少しもfis.の採用には有利になりません!

今回は、なぜfis.のトレーナー採用は資格や経験が一切関係ないのかについてお話したいと思います。

資格ってしょせんお勉強ができればよいから

パーソナルトレーナーという資格はありません。

極端な話、「私はパーソナルトレーナーです。」と言えば、だれでもすぐになれる職業です。

しかしこれでは客観的に信用してもらえにくいので、いくつか民間資格があります。

  • NSCA-CPT
  • NSCA-CSCS
  • NESTA-PFT

NSCAとNESTAという団体が発行している資格で、世界的に通用する資格です。パーソナルトレーナーの資格としては1番メジャーです。

他にも、

  • JATI-ATI
  • 日本体育協会公認アスレティックトレーナー(日体協公認AT)
  • 健康運動指導士
  • 健康運動実践指導者

このような資格も持っているパーソナルトレーナーは多いです。

パーソナルトレーナーの専門学校やスクールなんかでは、とりあえず資格は取れるだけ取らせるみたいです。

他にも、パーソナルトレーナーの中には、理学療法士や柔道整復師などを持っている場合もあります。

例えば、ここに上げた資格をすべて持っていたトレーナーがいたとします。

fis.オーナーは思います。

たしかにすごいです。よく勉強してきました。偉いなと思います。

ただfis.の採用には何の有利にも働きません。

なぜなら、しょせんお勉強ができれば取れるからです。

パーソナルトレーナーはお勉強をする仕事ではありません。お客様とコミュニケーションをとりながら、トレーニングやその他もろもろを教えていく仕事です。

いくら知識があったとしてもそのお客様に合った知識でなければ意味がないし、そのお客様が理解できるようにきちんと伝えられなければ意味がないです。

だからいくら資格を持っている(知識を持っている)人でも、私はあまり信用しません。

極端な話、医者でも弁護士でも全然だめな人がいるのと同じです。

もっと悪いのは、私は資格をたくさん持っているぞ感を出している人です。

面接でもたまにいます。こういう風にと。私は割と繊細な方なので、そういった雰囲気は感じ取ってしまうのです。

心の中で、「だからどうしたんですか?」と思ってしまうあまのじゃくなfis.オーナーでした。

経験はプラスに働く場合もあればマイナスに働く場合もあるから

fis.は給料条件や待遇が良いせいか、他の大手フィットネスジムやパーソナルトレーニングジムでの経験がある方が採用に応募されるケースも多いです。

おそらく全くの未経験者の方が少ない気がします。

トレーナー経験が3年とか5年、中には10年ある方が面接にいらっしゃることもありますが、私はほとんど重視しません。

資格よりは少し参考にはしますが、それでも未経験者とほとんど差がない程度のわずかなものです。

その理由としては、fis.と他のジムを同じようにしたらいいと思ってほしくないからです。

fis.では基本的にマニュアルは存在しません。画一的な指導法や接客術を推奨していないからです。

いつもトレーナーに言うのは、「あなたが1番お客様のためになると思う接客をしてください。」と言います。

人には個性があります。個性をつぶすよりも個性を生かした方がお客様にとってもトレーナー本人にとっても良いと思っています。

しかし他のジムではだいたいマニュアルが存在します。大手であればあるほどその傾向は強いです。

他のジムで経験がある方というのは、マニュアルや研修を一通り受け、それに沿って仕事をしてきた方です。

要は癖がついているのです。

70%や80%の接客でよいならこれでもいいんです。

でもfis.は小さなパーソナルトレーニングジムです。大手と同じようにやっていてはあっという間に潰れてしまいます。

fis.のトレーナーは全員が90%、100%の接客をしていただきたいと思っていますし、できない方は他のトレーナーに迷惑をかけるだけなので、真剣なお話をさせていただくしかなくなります。

私が経験をほとんど重視しないのは、経験がプラスに働く場合もありますが、マイナスに働く場合もあるので、一概に良い評価をしないのです。

お客様にとってトレーナーの資格や経験は何のプラスにもならないから

私が資格や経験を重視しない理由は前述しましたが、結局のところ、資格や経験がいくらあってもお客様にとっては何の関係もないからです。

例えば、難しい資格10個持っています。トレーナー経験10年です。と言ったところで、お客様にとってNGなトレーナーであればそれはダメなトレーナーです。

お客様にとって最も関係があるのが、目の前にいるトレーナーなのです。

トレーニング指導、栄養指導、接客、その他もろもろ、目の前にいるトレーナーが評価のすべてなのです。

資格や経験があるからといって、お客様にとっては何の関係もないということを忘れないで欲しいと思います。

トレーナー経験は必要ないがトレーニング経験は絶対必要!

fis.オーナーが唯一必要だと思うのが、トレーニング経験です。

片手間にやっていたレベルではだめです。

自分の身体を変えたいと本気でやっていた期間を聞きます。

3年ではまだ少ないですね。5年以上あればなおよいです。

トレーニングって結局自分の身体で感じるしかないんです。

このフォームがなぜ正しくて、あのフォームがなぜ間違っているのか、自分の身体で感じる以外に本当に理解する方法はありません。

何度もいろんなところを痛めながら、正しいフォームが身についてくるものだと思うのです。

肘を痛めた、腰を痛めた、膝を痛めた、首を痛めた、特に高重量トレーニングをしていると少しでもフォームが狂うと身体のどこかを痛めるケースが多いです。

そういったことをトレーナー自身で経験する必要は絶対にあると思うのです。

トレーナー自身が失敗をしたことがあるからこそ、お客様に同じ失敗をさせずに済みますし、本当に正しいフォームというものが理解できるようになるのです。

ちなみにfis.の採用試験では実技試験があります。

どれだけ重量が挙がるのかを見る試験ではありません。

いつもの70%程度の軽い重量でよいので、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトなど基本3種目を中心に拝見させていただきます。

本当にトレーニング経験があるのかどうかは、これですぐに見抜くことができます。

トレーナー業は資格よりも経験よりもお人柄が1番大事!

結論を申し上げますと、fis.オーナーが最も重視するのは”お人柄”です。

要は、「この人は人を元気にさせる方だな~。」とか、「なんだか親しみやすい人だな~。」という人です。

声が大きいとかハキハキものを言うとか、ヘコヘコしているとかそういったことではありません。

内面からにじみ出るものです。これが人柄です。

パーソナルトレーナーって、トレーニングや栄養指導など、お客様に指導させていただく立場です。

しかし「パーソナル」という言葉がついているように、お客様の良きトレーニングパートナーであらなければなりません。

どれだけ資格や経験があって、どれだけ肉体がすごくても、お客様が安心してトレーニングに集中できる環境を作ってあげる、これがトレーナーとして最も必要なスキルだと思うのです。

トレーニングの知識や実践力ももちろん大切です。しかし最も大切なのは、お客様に信頼される”お人柄”なのです。

これはパーソナルトレーナーとして1番大切なことだと思います。

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