間違ったダイエットは糖尿病のリスクが高まる?

世の中、常に新しいダイエット法が紹介されては流行し、いつのまにかまた廃れていきますが、ここ数年根強く支持されているダイエット法があります。

それが「糖質制限(ローカーボ)」です。

もともと糖尿病の患者さん向けに開発されたといわれる食事メソッドですが、「短期間で瘦せられる」として健康な人の間にも広まっていき、今やコンビニでも低糖質食品を見かけるようになりました。

しかし、この糖質制限、あまりストイックにやりすぎてしまうとむしろ糖尿病のリスクが高まる可能性があることをご存じですか?

なぜ糖質制限が糖尿病のリスクを高めるのか、その理由についてご紹介したいと思います。

糖質制限をする人が増えたのに、糖尿病も増加している!

和食

昨今、巷で大流行の糖質制限ダイエット。テレビや雑誌などでもよく紹介されていますよね。

その方法はとてもシンプルで、糖質を極力カットするだけ。砂糖を使ったスイーツはもちろんですが、炭水化物も体内で糖に変わるため、なるべくとらないようにすることが推奨されています。

さらに厳しく実践する人は、野菜や調味料に含まれる糖質にも気をつけているようです。

糖質制限ダイエットは、低糖質の食事をすることで、血糖値を下げるインスリンの分泌を抑えることがポイントとなっています。

インスリンは血糖値を下げるだけではなく、余った糖を中性脂肪として脂肪細胞に蓄えるはたらきもするため、分泌を抑えることでダイエット効果が期待できるのです。

このように見ると、糖質制限は「血糖値を上げない=糖尿病を予防・改善する」のではないかと思われるのですが、実は健康な人が糖質を制限しすぎると、逆に糖尿病のリスクが高まることが指摘されています。

実際、ここ数年で日本人の糖質摂取量は減っているのに対し、糖尿病の患者数は増加の一途をたどっています。

高齢化も関係している可能性がありますが、一部の医師はこの矛盾を「糖尿病のパラドックス」と呼び、その一因として糖質制限ダイエットを挙げているのです。

糖質制限をすると、インスリンが効きにくくなってしまう?

血糖値を上げないダイエットであるはずの糖質制限が、なぜ糖尿病のリスクを高めるのかというと、その理由は「インスリンが効きにくくなること」にあります。

ダイエッターには忌み嫌われがちな糖質ですが、体内ではエネルギー源として使われる大切な栄養素です。

糖質をとらないと、体が低血糖状態におちいってしまうため、それを防ぐために体内では筋肉や脂肪を分解して糖を自前でつくり出す「糖新生」という反応が起こります。

糖新生は体を低血糖状態から守るための反応ですので、同時に血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効き目を悪くしてしまいます。

その結果、糖質を含んだ食べ物を摂取した時に血糖値をうまく下げられなくなって、糖尿病になるリスクが高まってしまうのです。

さらに、ある程度の期間糖質制限を行なうと、インスリンの分泌機能自体が低下するという研究報告もあります。

実際、メルボルン大学で行なわれた実験によると、糖質制限食を与えたマウスではインスリンをつくる膵β細胞の機能が低下したことがわかりました。

つまり、長期にわたって糖質制限を続けるとインスリンの効き目が悪くなる上に、インスリンを分泌する機能も低下するため、糖質を摂取した時にうまく血糖値が下がらなくなる、ということです。

「それなら一生、糖質をとらなければいい」という話になってきますが、果たしてそのような食生活を死ぬまで続ける自信はあるでしょうか?

糖質制限ダイエットはリバウンドしやすい!

リバウンド

糖質制限をすると、たしかに短期間で体重が落ちる人が多いと思いますが、問題はその食生活を長く続けられるのか、ということです。

甘いものを控えるだけならともかく、主食であるお米やパン、麺類などもことごとく制限するような生活は、多くの場合やがて終わりを迎えます。

その時、これまでの反動から糖質のドカ食いに走ってしまったらどうなるでしょう?糖新生でインスリンの効き目が悪くなった体に一気に糖質を入れたら、血糖値がスムーズに下がらなくなり、高血糖になるおそれがあります。

もちろん、せっかく落とした体重も元通りです。実際、糖質制限のリバウンド率はかなり高く、ある調査では「糖質制限経験者の2人に1人がリバウンドしている」という結果も出ています。

TVCMで有名な大手パーソナルトレーニングジムでも、食事は糖質制限が基本ですが、見事ダイエットに成功した芸能人の方々のその後を見てみますと、実はリバウンドしている人が多いことがわかると思います。

糖質制限は一時的に減量するためにはいい方法かもしれませんが、一生続けられるダイエットとしては無理がある、といえるでしょう。

まとめ

糖質制限を中心としたダイエットと糖尿病のリスクについて紹介しました。

糖質制限をすると体重が落ちることは、まぎれもない事実です。しかし、長い年月をかけて蓄積した脂肪が短期間でなくなること自体に、まず危機感を覚えてほしいと思います。

それはつまり、かなりの荒業ということでもあるからです。

すでに病的なほど太ってしまった人や糖尿病にかかった人が、医師の管理のもとで行なう分にはいいのですが、そうではない人が我流で行なうのは問題があります。

糖尿病のリスクが高まる可能性があるだけではなく、エネルギー不足によるめまいやふらつき、人によっては甲状腺の機能低下なども起きることがあるのです。

正しいダイエットとは、何か特定の食べ物だけを集中的に摂取したり、逆にカットしたりするような偏った食事法ではありません。

バランスよく栄養をとりながら、カロリー過多に気をつけ、太りにくい食べ物は食べ方に気をつけることが大切です。

大阪のパーソナルトレーニングジムfis.では、「一生続けられるダイエット」を目標としているため、糖質制限は推奨していません。

定期的なトレーニングでしっかりと筋肉をきたえて基礎代謝を上げながら、無理のない食事をしていただけます。

fis.が目指す減量ペースは、一ヶ月で体重の3~5%です。これぐらいであれば、健康を維持しながら美しく痩せることができます。

糖質制限がつらくて続かなかった方、がんばったけれど結局リバウンドしてしまった方、がんばった結果体調を崩してしまった方こそ、ぜひfis.にご相談ください!

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