パーソナルトレーナーは独学でなることはできる?

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勉強

パーソナルトレーナーは、学校に通わず独学でなることも可能です。

パーソナルトレーナーには国家資格はありませんが、「NSCA-CPT」や「NESTA-PFT」などの民間資格はいくつかあるため、独学してこれらの資格を取得しておくと、就職の際に役立ちます。

ただし、かなり専門的な勉強が必要になりますので、これまでスポーツと無縁だった人にはハードルが高いのも事実です。

実際にどのような勉強が必要なのか、パーソナルトレーナーの資格の中でも有名なものを例に挙げて、独学のポイントなどをご紹介していきたいと思います。

パーソナルトレーナーに必要な知識とは?

ダンベルフライ

パーソナルトレーナーとして働くためには、学ぶべきことがたくさんあります。

どんなクライアントを対象とするかによっても違いますが、基本的には以下の4つの知識の習得が必要です。

人体に関する知識

正しいトレーニング指導をするためには、人間の体がどのような構造になっているのかを十分に知る必要があります。

特に、筋肉・骨・靭帯・関節などの各名称や、それぞれのはたらきを覚えることは必須です。また、脳から運動器につながる神経についての知識も求められます。

さらに、運動によって体がどう変化するかを研究する「運動生理学」や、骨や筋肉などがどのような動きをするかを研究する「人体解剖学」などの勉強も必要です。

トレーニング全般に関する知識

実際のトレーニング指導についての勉強です。

効果的なトレーニングやボディメイクの方法はもちろん、お客さんが怪我をしないための安全管理や、救急処置の仕方、栄養管理ついても勉強します。

ただ教科書で勉強しただけの付け焼刃的な知識ではなく、自分の身体で長期間真剣に取り組んだ上での知識であればなお良いです。

コミュニケーション力

マンツーマンで指導を行なうパーソナルトレーナーには、十分なコミュニケーションスキルも必要です。

専門的な知識をわかりやすく説明するための語い力はもちろん、お客さんのモチベーションを維持するための心理学的なアプローチ(コーチングやカウンセリング)なども学びます。

ビジネススキル

パーソナルトレーナーとして成功するためには、いかに自身の価値を高めて、多くのクライアントから支持されるかが重要です。

特に、いずれフリーになることを考えている方は、効果的な集客方法や、契約に漕ぎ着けるための話術、他者と差別化をはかるセルフブランディングの方法など、ビジネス面での知識も身につける必要があります。

上記のような知識を、学校に通わず独学で習得するのは決して簡単ではありませんが、資格の認定団体が用意するテキストや講座などを活用すれば、効率よく学べます。

次に、パーソナルトレーナーの民間資格として特に人気が高いものと、独学で合格するためのコツについてご説明していきます。

NSCA-CPT

アメリカに本部を持つ、NSCAジャパンが認定する資格です。

大卒以上の方は、より上位の資格である「NSCA-CSCS」も受験できますが、より難易度は高くなりますので、初めての方はまずCPTの取得を目指すことをおすすめします。

独学の進め方

公式テキストや模擬問題集を使っての勉強が基本です。

ただし、テキストが全25章748ページという膨大な量のため、独学ですべてを覚えるのは厳しいかもしれません。そこで、Webで視聴できる「対策講座」を利用するという方法があります。

「解剖生理学」「トレーニングに対する適応」「栄養学」「面談と評価」だけに限られますが、特に「解剖生理学」はすべての勉強の基礎となる内容のため、動画で最初に学習したほうが効率的です。

また、年に1度、試験前に東京と大阪で2日間にわたって開講される「対策講座」に参加するのもいいでしょう。

NESTA-PFT

アメリカに本部を置くNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)の認定資格です。

学歴や実務経験によって受験の仕方が異なる点が特徴で、「1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある」「1年以上の運動部指導・フィットネス企業勤務経験がある」「体育系または医療系の大学・専門学校を卒業している」「NESTAの認定する養成講座・養成コースを受講済みである」のいずれにも該当しない人は、養成講座の受講が必須となっています(ゼミコースまたはWEBコース)。

一方、該当する人は独学で勉強して、直接試験を受けることが可能です(ダイレクトコース)。

独学の進め方

どのコースで受験するにしても、公式テキストの購入が必須となっているため、それを使って勉強します。

しかし、全14章・220ページとまずまずの厚さですので、一人ですべてを覚えるのは難しいかもしれません。そこで必ず参加しておきたいのが、試験日の前日に行なわれる「事前講習」です。

事前講習では8時間みっちり、試験対策を行なってくれます。都合が悪い場合はパスも可能ですが、次の日に受ける試験に「出ないところ」を気前よく教えてくれるため、絶対に参加したほうがお得です。

JATI-ATI

日本トレーニング指導者協会が認定する資格です。

JATI-ATIでは原則として、養成講習会を受講し、指定の期日までに自己学習課題(ワークノート)を提出しなければいけません。

ただし「NSCA-CPT」や、日本体育協会公認の「アスレティックトレーナー」「スポーツプログラマー」などの資格を保有している人や、大学・専門学校で所定の科目を履修した人に限り、養成講習会に出なくても試験を受けることができます。

独学の進め方

公式のテキストやワークノート、模擬問題集などが販売されていますので、それを使って勉強します(養成講習会の出席者は、テキストとワークノートの購入が必須です)。ワークノートはテキストと同じ構成になっているため、併用することで効率よく学習できます。

養成講習会の参加を免除されている人でも、希望すれば「特別聴講制度」によって、講習会に参加することが可能です。

まとめ

独学でパーソナルトレーナーになるための方法について、特に有名な民間資格の取得を例に挙げてご紹介しました。

上記で挙げたような民間資格を取得すれば、パーソナルトレーナーに必要な知識を学べますし、その証も得ることができます。

しかし、まったくジャンルの違う仕事をしていた人や、スポーツの経験がない人が100パーセント独学で勉強するのは、かなり難しいのも事実です。テキストも分厚いため、できれば講習会などに参加したほうが効率よく学習できます。

また、フィットネスクラブやスポーツジムで実際に働きながら勉強するのも一つの方法です。トレーニングの現場で基本を学べますし、先輩トレーナーに資格試験の勉強法についても教えてもらえるでしょう。

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